みんなのおススメ

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全国高校ビブリオバトル2015★決勝1月10日@東京⇒詳しくはこちらから

全国高校ビブリオバトル2014のゲスト

作家・角田光代さん

ビブリオバトル、本のおもしろさを人に伝えるおもしろさ~本を読む人の内面がホロッと見える
高校生ビブリオバトルを観覧して> →2014年の結果

スポーツ本特集 

長崎南山高校 図書部のおススメ

『心を整える。』サッカー日本代表 長谷部誠

プロサッカー選手初の自己啓発書。誰もが実践できるメンタル術。心は鍛えるものではなく整えるもの…。

『準備する力』サッカー川島永嗣、『信じる力』ラグビー大畑大介も紹介。

部活本特集! 
長崎東高校図書部のおススメ
『歌え!多摩川高校合唱部』本田有明 ほか
活水高校(長崎県)図書部のおススメ
文化系の部活に関連した本を紹介します!

写真部、文芸部、廃部寸前の吹奏楽部。大学にある「機械制御研究部」略して『キケン』。帰宅部も?

 

村の龍神信仰の行方と、龍神の恋の行方が気になる
『夜叉ヶ池』泉鏡花
西野光柚さん(石川県立金沢錦丘高校)
その昔、夜叉ヶ池に棲む龍神は、池のふもとの村人に、「一日に鐘を三度突き鳴らせば池から出て暴れない」と約束。ところが…。果たして、龍神との約束は守られるのか。本書は130年前に書かれたとは思えないくらい、設定や登場人物が今のライトノベルに負けず劣らずコミカルです。…続きを読む

温かい気持ちになれる、少年と少年が拾った月のお話
『君といたとき、いないとき』ジミー
叶内亜実さん(埼玉県・星野高校)
中学生の部活の先生のありがたさに気づかせてくれた絵本。ある日、月が落ちてきます。手のひらサイズの小さな月。少年が月の世話をするのですが、学校の先生に取り上げられてしまいます。うまく周りの人とやれない少年は、月と離れ離れになって…。…続きを読む

猟奇的殺人鬼の物語はラストのどんでん返しにしてやられる
『ハサミ男』殊能将之
茂木良輔くん(栃木・佐野日本大学中等教育学校)
首を絞めて殺害した後、ハサミを首に突き刺すという、猟奇的殺人を繰り返す通称「ハサミ男」。ところが、ある時、自分が殺そうとしていたターゲットが何者かによって殺されていました。しかも、ハサミ男の犯行を模した方法で…。…続きを読む

SFに社会風刺がピリリと効いた192作品
『小松左京ショートショート全集』小松左京
下高下健介くん(東京・多摩大学附属聖ヶ丘高校)
『日本沈没』『日本アパッチ族』など主に長編SFを書いている小松左京さんの、SFに現代社会への風刺が合わさった世界が、原稿用紙4、5枚のショートショートに。4月29日から5月5日までのGWだけが何度も繰り返される日々を描く『ゴールデンウィーク』ほか…。…続きを読む

恋愛小説が最後の2行でミステリー小説に変わる!?
『イニシエーション・ラブ』乾くるみ
唐澤和さん(東京都・東京学芸大学附属高校)
ちょっとダサめでお堅い理系の大学生。初めて行った合コンで、マユちゃんという女の子に一目ぼれします。タイトルや表紙からも、ベタな恋愛臭がプンプンすると思いきや…。実は、『必ず二回読みたくなる』と絶賛された傑作ミステリー!? 松田翔太と前田敦子で映画化。…続きを読む

悩めるコペル君に、叔父さんの刺さるメッセージ
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
海老沼陸くん(東京都・高輪高校)
難しそうと思うかもしれませんが、この本は、随筆文や論説文ではなくて小説。主人公コペル君の成長物語です。身の回りの出来事や疑問について叔父さんと交換日記のようなことをし、アドバイスを受けながら成長していきます。…続きを読む

ももクロ主演の話題作、高校演劇部が全国大会を目指す物語

『幕が上がる』映画&本 
試行錯誤し表現する姿は、音楽に取り組む私も共感<本>
谷原心蕗さん(京都府・立命館宇治高校)
他にも、高校時代から女優として活動をしている堀春菜さんや、映画製作に携わり映画評も書く高校生、ももクロファンの高校生たちが『幕が上がる』の感想を語ります。…続きを読む

大量の伏線と最後の一行のどんでん返しを楽しめる短編集
『幸福な生活』百田尚樹
足立剛史くん(大阪府・関西創価高校)
19本の短編集。ペラペラめくっていくと、不自然な文章がずっと続きます。でも、ある瞬間ハッと気付きました。大量の伏線が張られているのだと。でも、それに気付く頃には、一つの短編は終わりに近づいています。一体、どういったフィナーレを迎えるのか。…続きを読む

ゴキブリは社会性があり、家族思い!? 生き物の意外な一面
『嫌われものほど美しいーゴキブリから寄生虫まで』ナタリー・アンジェ
岩下咲來彩さん(東京都・東京成徳大学高校)
様々な生き物の知られざるエピソードや、面白い生態を解説しているエッセイ集。ゴキブリは、卵から大人になるまで家族が一緒に過ごし、仲間同士のコミュニケーションも発達、ある意味人間に近い生き物だと作者は言います。…続きを読む

一日分の寿命とかけがえのない宝物、どちらを選ぶ?
『世界から猫が消えたなら』川村元気
安部蒼馬くん(兵庫県・滝川第二高校)
余命はわずかと宣告され悲観に暮れる青年の前に、「はじめまして、私、悪魔ッス」と名乗る、アロハ服を着た男がいました。宝物と引き替えに明日一日だけ寿命を延ばしてあげましょうと持ちかけられたとしたら。…続きを読む

あらゆる女の子をメロメロにする恋文を書くための文通修行
『恋文の技術』森見登美彦
北尾奈央子さん(愛媛県・新田青雲中等教育学校)
あまりのふまじめさゆえに、地方の研究所へと飛ばされた大学院生。慰めてくれるのは水族館のイルカだけ。そんな孤独を紛らわすために、壮大な野望を抱いて、京都の友人たちと文通武者修行という手紙のやり取りを始めたのです。…続きを読む

日本通のアメリカ人がTwitterで発表した忍者小説
『ニンジャスレイヤー シリーズ』ブラッドレー・ボンド/フィリップ・N・モーゼズ
長澤凌くん(北海道・札幌創成高校)
今、ネット上で話題沸騰中の忍者といえばこれ。最近、アニメ化も決定しましました。2人のアメリカ人がアメリカ版Twitter上で連載したものを、日本の翻訳チームが、Twitter上で翻訳連載。それを書籍化したものです。…続きを読む

圧倒的な情報量と分厚さ。でも京極節でスラッと読めるミステリー
『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』京極夏彦
蔭山俊介くん(東京都立小石川中等教育学校)
この分厚さに、かなりの人が逃げます。しかし、分厚さにも気押されずに挑戦する猛者もいて、ペラッとめくる。すると、いきなり生首が。「あ、これ、ホラー小説なの?」と言って、たいていの人が逃げるんです。…続きを読む

悪魔目線で解説すると、言葉に新たな意味が生まれる
『新編 悪魔の辞典』アンブローズ・ビアス
岩下咲來彩さん(東京・東京成徳大学高校)
解説されているのは、誰でも知っているような単語ばかりです。「安心」を引いてみます。「安心とは、他人が不安を覚えている様子を見ることによって生じる、気持ちのいい感覚のことである」。この筆者がいかに意地悪か。…続きを読む

モネの大作が生まれた背景は? 身近な女性たちが語る芸術家の人生
『ジヴェルニーの食卓』原田マハ
田口瑞輝さん(岩手県立大船渡高校)
マティス、ドガ、セザンヌ、モネの人生や作品について、ひとり1話ずつ、彼らの回りにいた4人の女性の視点から描かれた短編集。ピカソと、友人でありライバルでもあったマティス。1話目では彼らの関係が描き出されています。…続きを読む

宇宙の誕生から現在までの、文系+理系の歴史をひもとく
『137億年の物語』クリストファー・ロイド
石原渓介くん(長野県松本工業高校3年)
宇宙誕生から現在に至る137億年の「理系と文系が出会った初めての歴史書」。歴史が好きな人はもちろん、「歴史が嫌い。自分は理系」という人が、イラストなどを楽しみながら図鑑として読むのも面白いと思います。…続きを読む

校舎に閉じ込められた高校生8人。でも、私たちは7人のはず…
『冷たい校舎の時は止まる』辻村深月
中村朱里さん(静岡県・日本大学三島高校2年)
ある雪の降る日、高校生たちが登校してくると校舎には8人しかいない。待てど暮らせど一人も来ない。不思議に思った8人は校舎の外に出ようとしますが、扉が開きません。8人は校舎に閉じ込められてしまったのです。…続きを読む

怖がらなくていい。日本と似ているところもあるイスラム
『イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか』富田律
小井土蓮くん(群馬県立富岡高校)
イスラムと聞いて、何を思い浮かべますか。1日5回礼拝をするなど厳しい宗教、もしくはイスラム国や9.11テロといった悪者・怖いというイメージでしょうか。マイナス的なイメージの方が強いと思います。しかし、本当は違うということがこの本を読むとわかります。 …続きを読む

叫び声を聞いた者は3日後に死ぬ…。都市伝説は本当か!?
『絶叫仮面』吉見知子 
島田雄大くん(三重県立津西高校)
「絶叫仮面の叫び声を聞いた者は3日後に死ぬ」。絶叫仮面は、くちばしのついた仮面に黒くて長いマントという姿をしている…。この都市伝説に興味を持った1人の少女が、絶叫仮面の情報収集の場としてサイトを立ち上げます。…続きを読む

お店の椅子はなぜ赤い? 心理学で日常生活に発見を
『「心理戦」で絶対に負けない本 実践編』伊東明、内藤誼人
下新原昌志くん(福岡県・博多高校)
私が柔道をやっていると思う人。その判断のもとにあるのは思い込みです。思い込みというのは、頭ではなく心にあるのです。では心の動きというのは何なのか、それは心理です。心理学は私たちの身近で使われています。…続きを読む

「寄生虫の国」「正義の国」…。話せるバイクと不思議な国へ
『キノの旅 -the Beautiful World-』時雨沢恵一
生沼美夏さん(千葉県立沼南高校3年)
主人公のキノという少女が、会話のできるバイク「エルメス」と様々な国や街を旅する、1話完結型の短編集。この本の面白いところは、キノが行く国。「正義の国」や「規制の国」など、国の名前がそのままその国の特徴なのです。…続きを読む

謎が解けたときの快感!ホームズ魅力が凝縮された代表作
『恐怖の谷』コナン・ドイル
瀧孝輔くん(東京・足立学園高校1年)
サスペンス小説の中で一番重要な役割を担うのは探偵です。ホームズはどんな探偵よりも推理力を持っていますが、人と接するのが不得手。相棒のワトスン君は真面目で紳士、しっかり者。この二人に勝るコンビはいないでしょう。…続きを読む

アンパンマンの作者が、身近な幸せを教えてくれる
『わたしが正義について語るなら』やなせたかし
榎一真くん(島根県立浜田商業高校3年)
「正義の味方」と聞いたら、何を思い浮かべますか? 仮面ライダーやウルトラマン? この本の著者である、やなせさんのキャラクター、アンパンマンも正義の味方です。「子どもっぽい」と言われそうですが、実はアンパンマンってすごく奥が深いんです。…続きを読む

幼稚園児レベルから天才レベルへ。知能のギャップに悩む
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
嶋田誠也くん(福井県立高志高校2年)
この世は様々なギャップにあふれています。32歳で幼稚園児レベルの知能しかないチャーリイは、大学の先生から「今よりずっと賢くしてあげよう」と言われ、天才に。そして、彼は思い描いていた理想と現実のギャップに悩みます。…続きを読む

襲いかかる悲劇を予知した絵? 怖い22作品を徹底解説
『怖い絵』中野京子
中島恵理さん(東京都・共立女子第二高校1年)
ゴヤが描いた『我が子を食らうサトゥルヌス』。男性が子どもを食べています。ジェリコー作『メデューズ号の筏』は難破した筏の絵で、死体がごろごろ。こんな文字通り怖い絵についてどこがどう怖いのか解説された本です。…続きを読む

大リーグの貧乏球団が強豪チームにのし上がったワケとは
『マネー・ボール』マイケル・ルイス
砂川諒くん(神奈川県・向上高校1年)
これは、アメリカの大リーグチーム「オークランド・アスレチックス」の物語です。お金のないチームが、なぜかここ数年目覚ましい成長を遂げて、資金が潤沢な球団と肩を並べるほどに強くなったという話なのです。…続きを読む

永遠の子ども「キルドレ」の終わらない戦闘
『スカイ・クロラ』森博嗣
戸井悠規くん(東京・広尾学園高校2年)
『すべてがFになる』でも有名な森博嗣さんの小説。舞台は究極の平和が実現した世界で、人々に平和を実感してもらうためにショーとしての戦争が繰り広げられています。その戦争に参加している戦闘機パイロットのほとんどがキルドレ。彼らは永遠に生き続ける人間です。…続きを読む

動物実験で気が狂ったネズミと反乱を起こした動物たち
『ドクター・ラット』ウィリアム・コッツウィンクル
奥山わかばさん(千葉県・市川高校3年)
主人公は白いネズミ。度重なる動物実験のせいで気が狂って、ついには人間と同レベルかそれ以上の知識を持ってしまったのです。歌をうたう、踊る、詩を作る。論文まで書いてしまいます。そのことを教授や学生たちは知りません。…続きを読む

復讐したい感情はなぜ生まれる 
『水底フェスタ』辻村深月
小林和貴くん(東京都・攻玉社高校2年)
テーマは復讐。この物語の舞台は閉鎖的な村で、村長の息子である主人公の少年は、ある日、女と出会います。その女は、閉鎖的な村の中で地位は低く、それに嫌気が差して上京、この村に復讐をしに戻ってきたと言うのです。…続きを読む

海の底にいる人に手を差し伸べる希望の光
『海の底』有川浩
熊沢怜くん(東京・成城学園高校)

横須賀の街に大きな赤いザリガニが大群で襲撃し、街は大パニック。小1から高3までの6人の子どもたちは逃げ遅れ、潜水艦「きりしお」の隊員に助けられ、艦内に立てこもります。その子どもたちの心の成長物語です。…続きを読む

頭がよくなったら幸せになれるのか
『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
唐澤和さん(東京学芸大学附属高校2年)
知能レベルは6歳くらい、スペルも書けないし、幼稚園児みたいな言葉でしゃべる主人公チャーリーは32歳。彼は彼なりに幸せですが、頭が良くなってみんなに認めてもらいたいという一心で、脳の手術を受けようと決意します。 …続きを読む

赤ちゃんとの生活で引きこもり少年はどう変わるか
『さよなら、ベイビー』里見蘭
小山大我くん(埼玉県立春日部高校)

物語は、お父さんが赤ちゃんを預かってくるところから始まります。主人公は、お母さんの死後、記憶をなくし、4年間引きこもりをしている少年。そして、お父さんも死んでしまい、少年と赤ちゃんが暮らしていくというお話です。…続きを読む

憲法って懐深い。日本国憲法を片手に学校での出来事も解決
『憲法が教えてくれたこと―その女子高生の日々が輝きだした理由』伊藤真 鶴澤尚子さん(東京都立両国高校2年)
主人公は女子高生。男子が教室でエッチな雑誌を読んでいた。先生に没収されますが、彼女はこう思います。ここの県には、青少年にいやらしい本を見せてはいけないという条例がある。でも、この条例って実は本を選ぶ権利を奪っている? 彼女は考え始めます、日本国憲法を片手に。…続きを読む

みんなとはちょっと違う高校生 時田君の考えていること
『ぼくは勉強ができない』山田詠美
國分愛莉さん(東京学芸大学附属高校1年)
17歳の男子高校生、時田秀美君が主人公。1話でも読めますが、全部読んでいくことで主人公についてより理解を深めることができます。「賢者の皮むき」という話では、時田君がクラスのマドンナといさかいがあったり…。…続きを読む

人類が念動力を手に入れた、今から1000年後の世界
『新世界より』貴志祐介
倉又遼太郎くん(長野県松本深志高校2年)
超能力は科学的に立証され、大人たちは全員、自然現象を打ち消すことができるほどの念動力を持っています。社会体制もまったく違っていて、貨幣経済ではない、犯罪も起こらない、文明的には機械がまったくない。異次元の世界を思い浮かべるかもしれませんが、1000年後の日本です。…続きを読む

“あやかし”を倒して強くなれ。安倍晴明の末孫・昌浩の成長記
『少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ』結城光流
土方彩華さん(東京学芸大学附属高校1年)
平安時代に安倍晴明という希代の大陰陽師がいたかもしれないといわれていますが、その安倍晴明の末孫の安倍昌浩が主人公。彼が14歳の時から始まって今は40巻以上出ていて、20歳を過ぎています。晴明のようになりたいと、陰陽師として精進しているところです。…続きを読む

万華鏡のように美しくて不思議な京都の祭りの夜
『宵山万華鏡』森見登美彦
黒沢優子さん(東京・豊島岡女子学園高校2年)
「宵山」とは、京都の、千年の歴史を持つ祇園祭の前夜祭。この1日が舞台です。とにかく描写が美しい。目の前に立ち現れるような細やかな描写で、宵山に行ったような気分になれます。でも、こんなきらきらした、かわいらしい表紙のその宵山の奥には、恐ろしい世界が広がっています。…続きを読む

恋の行方も注目。個性豊かな図書隊員の本の自由を守る日々
『図書館戦争』有川浩
Kさん(埼玉県立越谷南高校2年)
不適切な表現が含まれる本はすべて検閲するという法律「メディア良化法」が制定されて30年。主人公、笠原郁は、本の自由を守る「図書隊」に一目ぼれし、大学卒業後、自ら図書隊員となり、本の自由を守る日々に奮闘します。…続きを読む

お見合い3回断ったらテロ撲滅隊へ!?そんな法律あり!?
『結婚相手は抽選で』垣谷美雨
中村彩音さん(神奈川・鎌倉女学院高校2年)
少子化が急速に進む日本で、とうとう「抽選見合い結婚法」という法律ができます。対象は25歳から35歳までの独身の男女。3人断った場合は、テロ対策活動後方支援隊(通称テロ撲滅隊)に2年間従事しなければなりません。…続きを読む

ドヤ顔でつづった、若手作家の笑える日常
『学生時代にやらなくてもいい20のこと』朝井リョウ
平田祐さん(東京・中央大学杉並高校3年)
『桐島、部活やめるってよ』『チア男子!!』などの小説で知られる朝井リョウさんによるエッセイ。小説とのギャップが本当にすごく、とても驚きました。笑いが止まらなくなるので、電車の中では読まないほうがいいでしょう。…続きを読む

過去を懐かしむ主人公に愛着。朗読すれば理解も深まる
『桜の園』チェーホフ
宮内和さん(東京・江戸川女子高校1年)
「桜の園」は、登場人物たちが大切にしている美しい庭。主人公の女地主ラネーフスカヤたちは貧しくなり、借金を返すために、「桜の園」を売ることに。そんな17世紀ロシアの貴族が没落していく様子が描かれています。…続きを読む

化学嫌いの人も魅かれるはず。いかに美しく撮り、面白く説明するかに賭けた図鑑
『世界で一番美しい元素図鑑』セオドア・グレイ
高橋美佳さん(千葉県立検見川高校)
「スイヘイリーベボクノフネ…」。元素の順番は覚えているけれど、元素一つひとつが何かあまりわからないな…そんな人におすすめ。著者のセオドア・グレイさんは、太った磯野波平さんみたいな方ですが、この人が書く説明がとても面白いのです。…続きを読む

自分の人生と愛する息子のために笑って生きる

『どこ行くの、パパ?』ジャン=ルイ・フルニエ
阿部愛利咲さん(東京・関東第一高校)

ジャン=ルイ・フルニエは、2人の息子への思いを率直に書きつづりました。2人の息子は、背骨は曲がり、1歳から身長は伸びず、目も耳も使えない重度のダウン症児でした。

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乙女目線で紫式部や坂本龍馬を紹介すれば
『乙女の日本史』堀江宏樹、滝乃みわこ
山口千夏さん(東京・都立大島高校)

堅苦しい日本史のイメージを吹き飛ばす乙女チックなピンクの表紙。乙女の方はもちろん、男性にもお薦めです。乙女心がよくわかります。教科書では一言の説明で済まされている人物の奥深いところを、乙女目線で紹介しています。…続きを読む

緊張も失恋も乗り越えられる!すぐに使える4つの心理術

『シロクマのことだけは考えるな!』植木理恵
吉行雄太くん(神奈川・横浜サイエンスフロンティア高校)

私は人前でしゃべるのが結構苦手で、今も冷や汗が出て、マイクも滑りそうなくらい。お腹もなんだか不安。しかも視界がだんだん狭くなっていきます。膝がかくかくして、できたら座りたいくらい。でも、解決策があります。…続きを読む

怖い話に自ら入りこんでしまう著者の世界観につかる
『怪談―不思議なことの物語と研究』ラフカディオ・ハーン

浦山草くん(東京・渋谷教育学園渋谷高校)

小泉八雲という名前でも知られるラフカディオ・ハーンの、長いものは10ページくらい、短いものは2ページくらいの短篇集です。日本で長い歴史に培われた「怪談」という文化が海外へと伝わったという意味で、文化的にも価値ある一冊です。

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 おススメ ラノベ

切実な現実と闘うために、砂糖菓子の弾丸を撃ち続ける少女たちの物語

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』 桜庭一樹

教室をめぐるサバイバルに関する、ライト(軽い)ノベルとしては「重い」作品を紹介します。桜庭一樹はライトノベル作家と純文学作家の丁度中間にいるような作家で、直木賞の受賞経験もあります。最も評価されているのは「少女」の描き方。みなさんと同年代の女の子の内面と、それが未完成であるがゆえの危うさを描き出しています。…続きを読む

スリルを求めて中3生が生み出した学校の怪談。学校という空間の独特

『怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る』竜騎士07
「学校の人間関係はそう簡単に変わらない」ということに関して、ややネガティブな雰囲気の作品を紹介します。退屈な日常に飽き飽きしていた中学3年生の友宏・博之・亨は、鄙びた神社の賽銭箱の解錠に成功。さらなるスリルと小遣い稼ぎを求めて思いついたのは、新たな「学校の怪談」、お骨様の呪いを“造る”というものでした。…続きを読む

「カツ丼作れますか?」の一言がきっかけにつながる人たち。他者への想像力がちょっとだけふくらみます

『六百六十円の事情』入間人間
群像劇という作品の特徴は、様々な一人称の視点がありながら、読者以外にはその全体の世界観を見ることはできないこと。本書は、年齢も性別も性格もバラバラな「ダメ」と「しっかり」な男女の群像劇だ。それぞれ“事情”を持つ彼らが描く恋愛&人生模様。…続きを読む

正体不明のチェンソー男との放課後の戦いの日々が始まる。戦う理由は、絶望感?リア充?
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』滝本竜彦
正体不明のチェンソー男と交戦中であり、「世界のために戦っている」という絵里。陽介には、ひどく個人的な戦いのように見えていたが、共にチェンソー男と戦うことを申し出ます。そして二人のチェンソー男との放課後の戦いの日々が始まって…。…続きを読む