高校時代にしておきたいこと、読んでおきたい本

~パイセン!大学生が大学の授業と本を紹介

学びに出会う!

 哲学・文学の世界

『14歳からの哲学入門』飲茶

新藤宣和さん(学習院大学文学部哲学科2年生) 

この本は、巧みなたとえ話や著者自身の考えを交えつつ、これまでの哲学者の思想を実に丁寧に説いてくれています。哲学科への進学を考えていない方も、ぜひ一度は手にとって読んでみてほしい一冊です。  →詳しくはこちら

★大学の授業を紹介!「美学講義」「生命論」

『謹訳 源氏物語 』林望 訳

廣瀬友紀さん(京都大学文学部人文学科1回生)

こちらは"謹訳"というタイトルの通りとても丁寧に、若い世代の人でも理解しやすく、かつ源氏物語の描く世界を崩すことなく現代語訳がなされています。現代にはない平安貴族たちの感情や生活に触れるとても良い材料になるはずです。

詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!「人文学入門」「京都創造論」

『坂東三津五郎/歌舞伎の愉しみ』 

金子麻さん(国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科1年)

今年亡くなった坂東三津五郎さんが、ご本人の経験も交えながら歌舞伎の面白さをやさしく美しいことばで語った本です。感性豊かな高校時代だからこそ、自分とはかけ離れた世界の芸術人生を覗いてみるのもいかがでしょう。

★大学の授業を紹介!English for Liberal Arts

詳しくはこちら

 社会で活かす

『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド
 吉田奏海さん(早稲田大学法学部1年)
世界の富や権力は、なぜ現在ある形で分配されてしまったのか? なぜ新大陸の病原菌は、ヨーロッパ人の侵略者を滅ぼせなかったのか? 学校で歴史を学ぶ際に、「なぜ」を追求していくためにも、一度この本を手に取って欲しいと思います。→詳しくはこちら
★大学の授業を紹介→「リーダーシップの軌跡」ほか

『経済の文明史』カール・ポランニー

高木志郎さん(慶応義塾大学経済学部2年)

「経済」と聞くとお金、売買などを思い浮かべる方も多いと思いますが、ポランニーはそれだけが経済の本質ではないと主張します。・・・続きはこちらから

★大学の授業を紹介!「社会問題II」「自由研究セミナー」

 

『コミュニティデザインの時代 - 自分たちで「まち」をつくる』山崎亮

吉田拓巳さん(東洋大学国際地域学部国際地域学科1年)

全然違う地域でその土地の特色にあったプロジェクトを作っていく過程が、とてもおもしろかったです!

詳しくはこちら

★大学の授業も面白い!「言語と文化」「国際協力論」

 数理の魅力

『数学する身体』森田真生

織部峻太郎さん(東北大学医学部医学科1年

文系・理系を数学が得意かどうかで決めるのは本来あるべき姿でしょうか。本書を読むことで、現在の数学が、高校生が普段触れている受験数学と異なり、様々な人の思索を経て成り立っていることがよくわかり、数学を学ぶ楽しさ・意義がわかるのではないかと思います。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「臨床一次修練」「建築意匠論」

 生き物・人を助ける

『新しい高校生物の教科書』栃内新、左巻健男

松本賢太さん(武蔵野大学薬学部薬学科2年)

高校レベルの生物について文章で読んで理解できるということを目標に編集された本で非常に読みやすかったです。生命の誕生、進化から細胞、分子レベルの説明などを経て個体の生き方までまとめられています。・・・続きはこちらから

 

★大学の授業を紹介!「薬理学1」「法学」

『神様のカルテ』夏川草介

田中優香里さん(兵庫県立大学看護学部1年)

医療系の仕事につきたいと長年思っていた私の背中を押した本。実際の医療現場をもとに描かれた作品で、地方医療の厳しさの中で、現状と闘う医師や看護師達の姿に心を打たれます。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「コミュニティヘルスケア実習」ほか

『医学生』南木佳士

佐藤志織さん(日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医学科1年)

医学部を目指している方にぜひ。学生達の描写がとてもリアルで、なかなか書かれることのない医学部生の話なので、他学部志望の方にも読んで欲しいです。

詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!「獣医解剖学」ほか

『神様のカルテ』夏川草介

田邉知佳さん(信州大学医学部医学科2年) 

作者は信州大学医学科を卒業した医師。私はこの本を読んで医師になりたいと思い、また、志望校を決める時にも意識しました。これほど何度も読みたくなる小説があるのかと驚きました。→詳しくはこちら

★大学の授業紹介!「基礎医学TBL」「スノ―スポーツ」

『新しい薬をどう創るか ~創薬研究の最前線』

京都大学大学院薬学研究科

谷原心蕗さん(立命館大学薬学部薬学科1回生)

この本は私が大学入学前に学校から読むようにすすめられた本です。少々内容は難しいですが、その分入学してから勉強してこれが完璧にわかるようになりたいとモチベーションが持てました。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介!「薬学基礎演習」「文化人類学」

 学び方・思考法を知る

『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』遙洋子

宇都木大樹さん(国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科2年)

私がこの本を初めて読んだのは、浪人生最後の授業の終わった帰りの電車の中でした。大学生としての学びが始まる時。受動的学習から能動的学習への変化とも言えます。大学という場で始まる新たな学問の準備になり、学問への意欲が湧く一冊です。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介!「平和研究」「宗教と国際政治」

『思考の整理学』外山滋比古

湯川 晟さん(東京大学文科二類2年)

東大生・京大生によく読まれている本のトップ3で有名な本。大学生になると高校生までと異なり、アウトプットを求められる機会が増えてきます。日頃からおもしろい発想の種を探しておく必要がありますが、この本には、発想の種探しのヒントが沢山詰まっています。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「ミクロ経済学」「記号論理学」

『エッセンシャル思考』

グレッグ・マキューン 高橋璃子:訳

中山義裕さん(東京大学前期教養学部文科二類1年)

大学進学後、自由な時間と無数の選択肢の中で自分を見失ってしまったとき、この本は僕に、本当に大切なことに心と時間のゆとりを持って取り組む心構えと方法を教えてくれました。

詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!初年次ゼミナール「渋江抽斎を読む」

『大学教育について』J.S.ミル

大金優子さん(国際教養大学国際教養学部2年)

高校や大学を卒業した後も、私たちは学び続けます。進路を決める上でも、進学先でより良い学びを得るためにも、学ぶ姿勢を身につけることは大事なことだと思います。

詳しくはこちら

★大学の授業も面白い!「Rural Geography(村落地理学)」

『学問のすゝめ』福沢諭吉

勝村岳世さん(香川大学工学部電子・情報工学科2年)

正直、今でも理解できないことは多いですが、ところどころで今学んでいることと繋がる部分があります。

詳しくはこちら

★大学の授業を紹介します→「プログラミング」

『伝え方が9割』佐々木圭一

杉田有悠子さん(上智大学外国語学部フランス語学科1年)

キャッチコピーは 「ノーをイエスに変える魔法」。相手に頼み事をする際にどうやって伝えれば相手に首肯してもらえるか、そのノウハウが書かれています。この本は受験の時に大きな支えになりました。・・・続きはこちらから

★大学の授業を紹介!「基礎フランス語2」「太極拳24式演習」

 生き方・働き方の参考に

『ザ・シークレット』ロンダ・バーン

櫻井啓介さん(九州大学工学部機械航空工学科1年)

私はパイロットになりたいという目標がはっきりありますが、将来のビジョンが具体的な人に対しては、この本はとても有効で、メンタル的な部分で、自分に可能性を感じることができると思います。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「基幹物理学」「経済史」

『20代で10倍差をつけるエリート養成講座』森川友義

藤井遥己さん(明治大学国際日本学部国際日本学科1年)

これからよりよい人生を歩んでいくには20代で様々なことに挑戦して、様々な意思決定をして、一つ一つのライブイベントで気づきを得ていかねばならないということをこの本は教えてくれました。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「国際日本学講座」「ファッション文化史」

『社会を変えるには 』小熊英二

松岡大雅さん(慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科1年)

小熊先生は社会学の教授。様々な政治的状況・経済的状況・国際的状況…が混在する中で、自分自身がどのように行動するべきなのか。学問ではなく、「生きる」ことに通じる本だと思います。→詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!「デザイン言語実践」「環境情報学」

『ブッタとシッタカブッタ』小泉吉宏

新造真人さん(慶応義塾大学環境情報学部1年)
この本には、ゆるーい豚みたいなのがでてきます。四コマ漫画や絵本に見えるかもしれないけど、幸せや愛や人間関係などを考えるヒントが散らばっています。→詳しくはこちら
★大学の授業を紹介→「デザイン言語総合講座」「コンピュータミュージック」 

『生き方 ―人間として一番大切なこと』稲盛和夫

岡田洸也さん(東京大学文科三類・1年) 

世界的企業である京セラとKDDIの創業者、稲盛氏が人生で徹底したこと、それは「人間として正しいこと」を追求することです。自由に思える大学生活では、ともすれば自分の人生の目標を見失いがち。そうならないために、「ど真剣」に生きる術をこの本からは学べます。  →詳しくはこちら

★大学の授業紹介!「イタリア語演習」「国際関係論」 

『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』堀江貴文

石川貴大さん(東京大学理科一類1年)

成功している自分の人生を想像してみてください。有名大学に入学し、大手有名企業に就職し、定年まで安定な収入で生活する…。そのような想像をしたあなたに是非読んでほしい。・・・続きはこちらから

 

★大学の授業を紹介!「アルゴリズム」ほか

『10代にしておきたい17のこと』本田健 

會澤美佳さん(東京学芸大学教育学部情報教育コース2年)

私は10代の時この本を読み、自分の今の状況に対する喜びと絶望を一度に感じました。今までやってきたことの確認、これからやるべきことの確認の両方に役立つ本だと思います。

詳しくはこちら

★大学の授業も面白い!「プログラミング演習」

僕らが世界に出る理由石井光太

多家瑞貴さん(津田塾大学学芸学部国際関係学科2年)

若い頃から世界をまわり、ルポライターとして活躍している筆者が、旅に出た理由やぶつかった壁、経験を語りながらいろいろな疑問に答えています。・・・続きはこちらから


★大学の授業を紹介!「国際機構論」「文化人類学」

 小説もおススメ

『人間失格』太宰治

太田千尋さん(明治学院大学文学部芸術学科1年)

この本は人間の弱い部分や醜い部分が表現されているとともに、主人公の根本には自分と共通している部分があると感じます。

詳しくはこちら

★大学の授業も面白い!「表象論序説」「キリスト教の基礎」

『海神別荘』泉鏡花

鈴木照葉さん(慶應義塾大学文学部人文社会学科美学美術史専攻2年)

海神の言葉の一つ一つが頭に残り、泉鏡花独特の美しい言葉による美しい自然の世界が目の前に広がってきます。世界の見方、変わります。→詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!「博物館実習」「聖と俗」どんな授業でしょう?

『人質の朗読会』小川洋子

清正真莉子さん(上智大学外国語学部フランス語学科1年)

程よく独特な単語で表現法を目にでき、内容は身近な社会問題に携わる一般人の内心描写で、かつ短編で完結。

詳しくはこちら

★大学の授業が面白い!「フランス語圏A」「メディア・対話・レトリックⅠ」

『1Q84』村上春樹
小原健太郎さん(法政大学グローバル教養学部1年)
主に青豆と天吾という二人の主人公のそれぞれの視点から物語が展開していきます。難解な表現が多いですが、人間の感情の機微など様々なことを考えさせられます。

★大学の授業を紹介!International Relations

詳しくはこちら

『四畳半神話大系』森見登美彦
舩木駿一さん(早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科1年)
京都大学3回生の男子学生が、選んだサークルによって自らの大学生活をいかに変えていったかを描く小説です。主人公やその周りの登場人物がろくでもない大学生活を送っており・・・→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介→「政治分析入門」「世界の言語/言語の世界」

『海賊とよばれた男』百田尚樹
下郡佑さん(東京大学前期教養学部文科ニ類2年)
人間誰もがリーダーになる瞬間がいつか来ます。本書は出光興産の創業者、出光佐三がモデル。彼の信じるリーダーとしての哲学からは学ぶものが多いと思います。→詳しくはこちら
★大学の授業を紹介→「ミクロ経済学」「社会環境論」

『神様のカルテ』夏川草介

清水海斗さん(東京大学理科一類1年) 

地方病院に勤務する内科医の人間ドラマです。主人公は、あえて地域の病院で夜間の救急外来の対応に追われる生活を選びますが、医者としての最新の知識を身につけていく必要性を感じ、最終的には大学病院に進みます。筆者の夏川草介氏自身も医者です。 →詳しくはこちら

★大学の授業紹介!環境物質科学」「人間行動基礎論

 海外の小説

『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

山田修平さん(京都大学工学部物理工学科1回生)

周りよりも劣っていると思ってしまったり、逆に優越感に浸ってしまったり。高校受験を控えていたときに出会った本。この本のおかげで、何のために勉強するのかきちんと考えようと思えた。→詳しくはこちら

★大学の授業を紹介「物理学基礎論」ほか

『ハリー・ポッターシリーズ』J.K.ローリング
林昌登さん(京都大学医学部医学科1回生)
英文学の教養の一つとして、高校生の時間のある間に読むとよいと思います。


★大学の授業を紹介→「医療情報リテラシー」「医学概論」
詳しくはこちら

『華氏451度〔新訳版〕』レイ・ブラッドベリ
伊藤柚葉さん(筑波大学 情報学群知識情報・図書館学類1年)
「自分の頭で考えて自分の意志を持つことの大切さ」を思い知らされます。

 

★大学の授業を紹介→「情報基礎実習」「体育」
詳しくはこちら

『一九八四年』ジョージ・オーウェル
栗田康平さん(早稲田大学法学部1年)

「1984年」という年は、この本の中では未来です。1984年、世界ではあらゆる自由が制限されていました。都合のいいように言語も改定され、記憶の操作までもが行われ・・・

詳しくはこちら
★大学の授業を紹介→「ドイツ語圏を知る」ほか

『車輪の下』ヘッセ
増渕舜一さん(法政大学キャリアデザイン学部1年)
「勉強ってなんだろう」「頭がいいってなんだろう」ということを考えることができる一冊です。 →詳しくはこちら

 

★大学の授業を紹介→「キャリアデザイン学入門」ほか