みらいぶっく連携・協力

筑波大学プレゼンツ 高校横断型ゼミ体験 【オンライン】

全国高校「探究」キャンプ in TSUKUBA 2021

!!全国の高校生+高校の先生たち 参加募集中!!

大学教員が皆さんの「探究 」活動を応援します 。

ことば、貧困、紛争・・・

世界と人間 の課題を、他校生徒と共に考えよう!

筑波大学人文社会系では、大学の専門知を高校生に体験してもらうとともに、

普段はなかなか会えない

日本中の 生徒たちと交流をすることで各自の「探究」テーマを

深めてもらうために、

少人数形式の「ゼミ体験」イベントをオンラインで実施します。

専門家と、身近に親しくおしゃべりしよう

他校生徒と、知の世界で議論しよう! 

 

◆期間: 8 月 1 日(日)- 8 月 2 0 日 (金)

(参加するゼミによって日程が異なります)

 

◆プログラム 【オンライン】

10:00-12:00 少人数のグループで講義を聴いてみよう

13:00-15:00 講義の内容に基づいて対話をしてみよう

15:15-17:00 みんなと対話して「探究」テーマを深めよう

(あくまで目安です。参加するゼミによって運営方法や時間に多少の違いがあります。) 

 

●ゼミ詳細は下記もご覧ください。

全国高校「探究」キャンプ 資料.pdf
PDFファイル 837.3 KB

参加申し込みはQRコードから

もしくは「「探究」キャンプ 2021」と検索

 

 

※この事業は、筑波大学人文社会系社会連携推進室が社会貢献活動の一環として企画・実施しています。

 

 

◆協力:高校生向け「本と学問」情報サイト

みらいぶっく・みらいぶプラス・こんな研究をして世界を変えよう


◆全国高校「探究」キャンプ in TSUKUBA 2021 ゼミ紹介

 

◇8/1(日)

コロナ禍の社会問題について考えよう

土井隆義(社会学)

コロナ禍は、日本社会にどんな問題を突きつけたのでしょうか。健康上の問題はさることながら、労働や教育を取り巻く環境などにも、その影響は大きく及んでいます。このゼミでは、多々見られるそれら諸影響の中から、特に自殺という重大問題を取り上げ、激しく変動した昨年の自殺率の推移を分析することで、現代社会が抱えている〈生きづらさ〉とは何かを浮かび上がらせ、皆さんとの議論を通じてその考察を深めていきたいと思います。

 

◇8/2(月)

聞いて、見て、考えてわかる言語学

文昶允(ムン・チャンユン)(言語学/音韻論)

「リリパット」と「ブロブ」のうち、どちらが小人でどちらが巨人だと思いますか?「パーソナル・コンピューター」はなぜ「パソコン」と略されるのでしょうか?日本語母語話者にとって当たり前に思われる言語現象には、なんらかの共通理解が隠されているはずです。本ゼミでは、語が作り出される過程とその背後にある言語学的な原理について、みなさんと一緒に聞いて、見て、考えたいと思います。

 

◇8/3(火)

メディアのリテラシーを考える

海後宗男(デジタルデモクラシー/市民参加)

ネット上の情報は、あなたを不安にさせますか?圧倒されてしまうことはありませんか?このゼミではメディアの情報がどのようにあなたの生活や意思決定に影響を与えるかを考えます。メディアに対するリテラシーそしてデジタル市民としての意識を高めることを目的とします。

 

◇8/4(水)

民主主義とは何か。なぜ望ましいのか?

関能徳(政治学)

民主主義という言葉を見たり聞いたりしたとき、皆さんは何を思い浮かべますか?そもそも民主主義とは何なのでしょうか?世界各地で、先進国の間でさえも、近年「民主主義の後退」が懸念されています。民主主義は望ましくないから「後退」してきているのでしょうか?その原因を、政治学の最新の研究成果と皆さんの直感を頼りに探ってみましょう。

 

◇8/4(水)

日本近代文学とデジタル・ヒューマニティーズ

馬場美佳(日本近代文学)

主にデジタル・アーカイブを活用しつつ、日本の近代文学を歴史的な眼差しで読み返していきます。今もなお続く感性や思想、あるいは忘却されてしまったそれらの歴史を探求していきます。

 

◇8/5(木)

漢文徹底!読解 読めれば分かること

谷口孝介(和漢比較文学)

それぞれの地域には地域のアイデンティティを語り伝えるモニュメントとしての石碑が残されています。ところが漢文で書かれていることから、読まれずに埋もれてしまっていることが少なくありません。そこで三島中洲撰「小田城墟之碑」(つくば市所在)を題材に、漢文を読解するコツを掴み、その面白さと知ることの大切さとを発見してみましょう。

 

◇8/6(金)

「見ること」のやましさ

渡部宏樹(表象文化論)

「よく見て絵を描きなさい」と言われたことがあるだろう。だが、果たして人は無垢に何かを見ることができるのだろうか?まなざしは主体と客体を生み出し、従って権力関係を孕む。「やましさ」を出発点に、この授業ではさまざまな学問領域が問題化してきたまなざすことに潜む非対称性について考える。

 

◇8/7(土)

ことばあそびから日本語を考える

松崎寛(言語学/音声学)

言語学というと堅苦しい感じがしますが、「早口言葉は何故言いにくい?」「どうすればうまく言える?」等の身近な話題から、日本語のしくみや外国語の発音学習等、様々な「探究」の糸口が見えてきます。いっしょにことばの不思議を探究しましょう。

 

◇8/8(日)

インドはなぜ「神秘の国」なのか

近藤隼人(インド哲学)

「インド」と聞くと、みなさんどういうイメージが浮かぶでしょうか?カレー、ヨガ、カーストなどいろいろでしょうが、人によっては、インドは「よくわからない国」「神秘の国」などのイメージを抱く人もいるかもしれません。 このようなイメージは大方、西欧で生み出された「幻想」がその大部分を占めています。本ゼミにおいては、インドの文化や宗教・哲学などを例にとりながらその正体を解き明かしていきたいと思います。

 

◇8/9(月)

文学〔・映画〕とともに探る「共生」の可能性

青柳悦子(フランス文学)

「海外文学・映画とともに探る「共生」の可能性」:現在、世界中で、異なる立場の人々どうしの出会いと対立が話題になり、そしてそれを踏まえた上での「共生」の可能性が探られています。社会の中の言語や文化の多様性、民族の共存、宗教間対話など、どのよう な事例があり、また、私たちはそこから人間について何を学べるのか、とりわけ海外の文学や映画を通して考えてみましょう。

 

◇8/10(火)

哲学の西漸―アジアから欧米へ

井川義次(中国哲学)

目下世界では文明は全て欧米、西方からもたらされたと信じられている。ところが史実としては東アジア文化圏の教養、儒教古典がラテン語その他によって近世欧米に紹介され、極めて重要な影響を与えていた。また現在では老子が各国語に翻訳されその無限の哲学が文明批判の先駆として絶賛されている。その実情を原文と訳文(の日本語訳)を通じて論証したい。また真の意味での文化交流についても対話したい。

 

◇8/11(水)

人はなぜ協力するのか~掃除当番から国家の形成まで

山本英弘(政治学/社会学)

人間社会の基礎である人々の「協力」はいかにして成り立つのでしょうか?この問題について、身近な例を取り上げながら、社会学、政治学、経済学、社会心理学、哲学など多様な学問の視点を紹介しつつ、みなさんと考えてみたいと思います。

 

◇8/12(木)

ことばと文化ゼミ

井出里咲子(社会言語学)

ことばについての「なぜだろう?」「おもしろい」「モヤモヤする」といった感覚を出発点に、対話的に問いを育むことを目指します。キャンプではことばへの気付きを促すゲームや「探究お役立ちミニ講座」とともに、皆でたくさん対話しながら考えます。面白がりながら探究の種を育てましょう ☆ 詳しくは井出研究室ゼミ紹介(https://ide-risako.jp/seminar/)をご覧ください。

 

◇8/13(金)

平和ってなんだろう?

秋山肇(平和研究/憲法)

平和とは何を指す言葉でしょうか?戦争がないことでしょうか?そうだとすれば私たちの住んでいる社会は平和な社会かもしれません。しかし私たちは本当に平和な社会に住んでいると日々感じているでしょうか?このゼミでは、身近な問題に引きつけつつ平和とは何かを考え、コロナ禍の現状で平和をどのように捉えるべきか、今後どのように平和が実現するか考えてみたいと思います。楽しくおしゃべりしましょう!

 

◇8/14(土)

哲学を遊ぼう 〜みんなで話す+みんなで考える哲学カフェ

五十嵐沙千子(哲学/現代思想)

なぜ人を好きになるのか。なぜ人に褒められたいのか。なぜ嫌われることが怖いのか。なぜ美しくなりたいのか。なぜ生きていなければならないのか。社会ってなんだ。学校ってなんだ。家族って、友達ってなんだ。そして自分ってなんなんだ。それを考えるのが哲学。答はたぶんないけれど、きっとあなたが今いる場所の先に歩いていけるはず。知らない場所で生きている高校生と、まだ会ったことのない哲学者と、一緒に話す哲学カフェ。

 

◇8/16(月)

歴史教育と国際関係

柴田政子(比較国際教育)

歴史教育のポリティクスという大枠のテーマは昨年と同様ですが、今年は日本やアジアのことも加えてお話しようと思っております。

 

◇8/17(火)

文学とアクティビズム/文学研究は社会の役に立つのか

江口真規(比較文学)

「文学研究は役に立つのか?」実益重視の社会の中で、これは学生にも教員にも投げかけられる問いである。本ゼミでは、世界各国のフェミニズム文学と #MeToo 運動、動物の権利擁護運動と文学研究など、文学作品やその研究のあり方が、社会・政治活動とどのように関わり影響し合っているのかについて考える。

 

◇8/18(水)

魏晋南北朝の詩人

稀代麻也子(中国六朝文学)

まず、魏晋南北朝という時代に生きた詩人について説明します。次に、「なんで?」と突っ込めることがないか、探します。このゼミでは、見つけた「なんで?」から 4000 字程度の論文を書くためにはどんな風にすればいいのか、その方

法の一例を紹介します。

 

◇8/19(木)

日本の祭を考えよう

徳丸亜木(民俗学)

このゼミでは、日本の各地に伝えられている様々な祭から、担当者が実際に調査したものを選んで、その資料や映像を見ながら祭の持つ意味について考えてみたいと思います。みなさんが生活する地域に伝えられている伝承的な文化を改めて考える機会とできれば幸いです。

 

◇8/20(金)

中央ユーラシア世界を知る

塩谷哲史(アジア史)

ヨーロッパとアジアにまたがる中央ユーラシアの歴史の動態を、18 世紀に至るまで約 3000 年にわたり東から西へと移動を繰り返した騎馬遊牧民の活動に焦点をあてながら考えていく。これまでの世界史像を塗りかえ ていく発見、そしてそうした発見をもたらす歴史史料について学んでいきたい。

 

 

■教員向け ワークショップ

◇8/15(日)

幸福な授業を作る : 生徒の自走を支援するには

五十嵐沙千子(哲学/現代思想)

最近の学校教育をめぐって「自走」が一つのキーワードになっている。だが「自走する生徒」を育成・支援するには、従来の学校の構造をかなり見直す必要がある。実は「生徒の自走支援」を考えることは、「生徒と先生の関係性」「先生の多忙化」「先生同士の同僚性」などの問題と直結しているのだ。つまり、どうすれば「生徒が自走する面白い授業」ができるのかという問いは、どうすれば「学校」という空間が、生徒にも先生たちにも幸せな空間になるのかという問いなのである。本ワークショップでは先生方が学校で日々、直面している具体的で切実なテーマ を取り上げて参加者全員で対話し、「明日の幸福な学校」を実現するための私たちの答えを探していきたい。