この分野の先生や学生の研究成果は、電子情報通信学会 情報セキュリティ研究会 (ISEC)、情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会 (CSEC)などで発表され、大学としては、主に情報工学科などで教えられています。
暗号(情報セキュリティ)でリードする大学

東京工業大学
情報理工学院 数理・計算科学系/情報理工学院 数理・計算科学系
数理・計算科学コース
【暗号理論】公開鍵暗号の研究で知られる田中研究室(田中圭介先生)がある。
<主な研究室>

東京大学
工学部 計数工学科 数理情報工学コース/情報理工学系研究科 数理情報学専攻
【暗号評価】暗号を構成する上で重要な楕円曲線や格子上の計算量問題に対する解析を行う、暗号数理情報学研究室(高木剛先生)が有名。
<主な研究室>


東海大学
情報通信学部 通信ネットワーク工学科/総合理工学研究科 総合理工学専攻
【暗号理論】大東研究室(大東俊博先生)は共通鍵暗号の研究で知られている。

大阪大学
工学部 電子情報工学科 情報通信工学科目 通信工学コース/工学研究科 電気電子情報工学専攻
【暗号基盤研究、セキュリティプロトコル、セキュリティモデリング】楕円曲線暗号に関する研究が高く評価されている宮地研究室(宮地充子先生)がある。
<主な研究室>

広島大学
情報科学部 情報科学科 インフォマティクスコース/工学研究科 情報工学専攻
【情報セキュリティ、暗号理論】計算機基礎学研究室(中西透先生)は、プライバシーを保護するための匿名認証の研究で知られている。
<主な研究室>

金沢大学
理工学域 電子情報通信学類 情報通信コース/自然科学研究科 電子情報科学専攻
【暗号基礎技術、セキュアプロトコル】情報セキュリティ研究室(満保雅浩先生)は、仮想通貨・ブロックチェーン技術に関するセキュアプロトコルに詳しい。
<主な研究室>

筑波大学
情報学群 情報科学類/システム情報工学研究科 リスク工学専攻
【マルウェア対策・サイバー攻撃に対するリスク評価、IoTセキュリティ】仮想通貨のセキュリティに関する研究で知られる暗号・情報セキュリティ研究室(面和成先生)がある。
<主な研究室>






電気通信大学
情報理工学域 Ⅱ類 (融合系) セキュリティ情報学プログラム/情報理工学研究科 情報学専攻
【計算量理論や情報理論を用いた暗号の理論評価、暗号実装】
<主な研究室>
■太田・岩本・渡邊研究室 HP(太田和夫先生、岩本貢先生、渡邉洋平先生)
■崎山・宮原研究室 HP(崎山一男先生)


長崎県立大学
情報システム学部 情報セキュリティ学科/国際情報学研究科 情報メディア学専攻
【暗号技術・暗号数理】
<主な研究者>

東北大学
工学部 電気情報物理工学科 情報工学コース/情報科学研究科 応用情報科学専攻
【電磁情報セキュリティやカードベースプロトコル】
<主な研究室>


暗号(情報セキュリティ)でリードする研究者

花岡悟一郎
産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 高機能暗号研究チーム
【暗号理論】学部4年生から博士後期課程の学生をRAとして雇用し、研究面と経済面とサポートしている。
■サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 研究員一覧のページ

盛合志帆
情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 セキュリティ基盤研究室
【機能性暗号・暗号評価・プライバシー保護】Sonyプレイステーションのセキュリティに関わった実績があり、また標準化された暗号の作成者でもある。
