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東日本大震災から10年

東日本大震災から10年目の2021年3月11日。

あの地震は、学問にも、研究にも、中高生の学び方にも、大きな激震を与えました。当時多くの大学の先生方は、その衝撃、変わらないといけないこと、そして大事になってくる学問や学び方について、サイト「みらいぶっく」や他の姉妹サイトなどで、考えてきました。

 

そんな10年前考えていたこと、そして今まさに進めている防災や地震に関する研究を、ご紹介します。これから、学ぶこと、研究すること、考えてみましょう。

 

【10年前の、震災直後に先生方からいただいたメッセージ、学問への思い】


書籍『ポスト3・11 変わる学問』

◇「原発事故以降」という第二の戦後を生きるために、小さな疑問を忘れずに、育てよう(國分功一郎先生)

◇阪神淡路大震災の経験を活かし「持続可能性」の視点から震災復興を考える(盛岡通先生)

ほか34人の研究者が「変わる学問」を語る

 


【10年後の、今まさに進めている防災や地震に関する研究】

【社会学】

環境学、気候学、歴史学から震災とその復興を考える

遠藤薫先生 学習院大学

 

【政治学】

大災害を乗り越える、行政まかせではない市民防災を作ろう

牛山久仁彦先生 明治大学 

【政治学】

避難要請や自粛要請に従うのは、政治への信頼なのか

中條美和先生 津田塾大学

 

【都市計画・建築計画】

巨大災害後の負の連鎖を、リアルタイムで予測

廣井悠先生 東京大学

地震学

「スラブ内地震の発生機構に関する観測研究」

北佐枝子先生 国立研究開発法人 建築研究所

教育学/防災教育

「避難訓練はなぜ形骸化するのか」

藤井基貴先生 静岡大学

【自然災害科学・防災学】

たった一つの津波岩から、過去の津波の規模と時期がわかる!

中村教博先生 東北大学

 

【文化人類学・民俗学】

民間の宗教者・信仰者に光を当てる~「声なきものの声を聞く」民俗学

山田厳子(嚴子)先生 弘前大学

【エネルギー学】

狭い日本でこそ、家庭の屋根の利用を。屋根に設置する風力発電の開発

松村昌典先生 北見工業大学

 

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