コミュニケーションを軸にした新しい価値を提供
〜「モンスターストライク」や「minimo」などコミュニケーションサービスを開発
株式会社ミクシィ
人事部 採用・育成グループ 採用・育成チーム
柴山知也さん

スマホゲームをみんなで遊ぶことが当たり前になってきました。コミュニケーションサービスにおいて、こうした「当たり前」を今後も創っていきたいと考える株式会社ミクシィの柴山知也さんに、同社の事業や仕事内容、働く人々について話を伺いました。
おススメ本は
『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』
[出版社のサイトへ]
第1回 人と人とのつながり、コミュニケーションのあり方を変える

ミクシィグループは、スマホゲームのひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」、サロンスタッフ予約アプリ「minimo」、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」など、様々なサービスを提供するIT企業です。当グループは新しい文化を創るべく、コミュニケーションを軸にしたサービスを展開しています。そして当社のサービスは、スマホゲームを中心とした「エンターテインメント事業」と、インターネットを活用した企業とお客様をつなぐ、あるいはお客様同士をつなぐ、いろいろなサービスを提供している「メディアプラットフォーム事業」の2つの領域に分かれています。
エンターテインメント事業の中で展開するゲームについては、私たちはゲームを提供するというより、ゲームを通じて“友達や家族とワイワイ楽しんでもらう”ことを大切にしています。
「モンスターストライク」は一人でも遊べますが、友達や家族と一緒に、最大4名で遊ぶことができる協力プレイ(マルチプレイ)が特徴のゲームです。それぞれが自分のスマホで、同じ画面を見ながら敵を倒していきます。高校生の方から「モンスターストライク」で一緒に遊ぶことをきっかけに仲良くなることができたという声をいただくことも多くあり、今後もコミュニケーションツールの一つとして、楽しんでいただきたいと思っています。
そしてメディアプラットフォーム事業では、多数のサービスを提供しています。お子さんの写真をパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんなど、親族の方だけで共有できる「家族アルバム みてね」、美容師やネイリストなどサロンスタッフと直接コミュニケーションを取りながら予約ができる「minimo」などがあり、これらも、人と人をつなぐコミュニケーションツールと言えるでしょう。
このほか、チケットフリマアプリの「チケットキャンプ」や家族向けフォトブック作成サービス「ノハナ」の運営、結婚支援事業なども行っています。また、社名にもなっているSNS「mixi」は、まだSNSが私たちの生活の一部となる以前の2004年にサービス提供を開始し、以来、友人や同じ趣味を持った人など、人と人をつなぐきっかけとなる場所として利用されています。
興味がわいたら

『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』
佐宗邦威(クロスメディア・パブリッシング)
世の中の課題を独自の視点で発見し、創造的な解決方法を見出す「デザイン思考」の実践によって、21世紀のイノベーション・新規事業を創出するための鍵が書かれています。
「デザイン思考」という言葉だけ聞くと、デザイナーやクリエイターにしか関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、具体的なツールや事例を添えて、どんな方にも理解できる内容です。Webサービス、スアホアプリの開発現場でも実際に語られている手法なので、クリエイティブな仕事に興味ある方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
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※本記事は、就職支援会社株式会社学情の協力で、学情主催の大学生向けの「ゲーム×IT業界フォーラム」(2017年2月20日、23日)においてのフォローアップインタビューにより作成いたしました。
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